スイス時計の特徴
スイス時計の特徴は鍵がついてなかったことでした。
それまでのウォッチはみんなネジを巻くのに、ケースの蓋を開けてネジ穴にキーをさし込んで巻いたものです。
つい最近までわれわれも柱時計はキーによってネジを巻いていた、それです。
キーなしのウォッチを最初に発明したのはイギリス人トーマス・プレストで1820年のこと。
三年後イギリスで数個試作されたけれども、時間の正確さの点で技術上の難点があり、それを克服できなかった。
イギリスで並日及しなかったものに改良を加え、海外市場とくにアメリカ向け輸出に成功したのがスイスです。
アメリカは当時工業化へ向かってスタートを切ったばかりで、時間の正確さに少々難があっても値段の安い蔑向きウォッチに需要が集まっていました。
これに眼をつけたのがスイスで、その後20年ほどの間に薄型のスイス製キーなしウォッチはすっかり人気商品となった。